ダイソーの木材で腰掛け鎌継ぎ(仕口継手)を製作

知識・経験

家に工具が揃っており、日曜大工でこれまで幾つもの家具や犬の家など作って来ました。

 

「家具を自分で作る」ことの1番のメリットは、設置スペースにシンデレラフィットした家具にする事が出来る事だと思っています。

 

たまにサイズを失敗してギリギリ入らない事も有るんですけどw

 

そして、ニス塗りやペイントで色も自分好みにアレンジ出来るし、引き出し等の機能関係も自分好みに出来るので、家具が欲しくなったらニ○リに大まかなデザインを見に行っては、必要な機能の揃った自分だけの家具を作っていました。

 

その時は接合部に釘やネジを使い製作していましたが、昔のお寺や日本家屋は釘を使わない「木材継手」という手法で作られており、凄い技術だな〜。と思いながらお寺めぐりをしていました。

 

旅行でお寺めぐりを続けているうちに段々と木材継手が作りたくなってきたので、沢山ある継手の中でも比較的簡単な「腰掛け鎌継ぎ」を試しに作ってみることにします。

 

 

材料および道具

準備した物は以下の通り。

    • 角棒 450x30x30mm
    • 彫刻刀
    • 定規
    • ペン、消しゴム、ノート

 

木材は何でも良いのだけど、ダイソーの材料は彫刻刀でも加工がしやすい柔らかい材料なので、力の無い人でもオススメです。

工作材料Sー13 Building Materialという名前の材料でした。

“Sー13“は何かの通し番号なのかな?似たような材料も近くに置いてあったので違うサイズで試して見るのもありですね。

 

そして、ダイソーの彫刻刀はそこそこ切れ味が良いです。

杉や柿の木の材料で彫刻する時は木材が硬すぎて彫刻刀がなかなか入っていってくれません。(特に柿の木は硬いw)

以前、テーブル材に使われた後の残材をもらってお皿を作った事がありますが、なかなか削れていかないので手に力が入り、自分の手を何度か切った事があります。

そう言う事も考えて、事前に軍手を準備しておけば安心ですね。

 

 

加工図面

図面はニ角法で簡単に作図してみました。(かなり粗いw)

慣れてない人は、上から見た時の平面図1図面と、横から見た時の側面図4図面を書いてみると間違いがないです。

書いていると何処を残して何処を切り落とすのか分からなくなったりしますが、ここの作図の段階で正しく書けていないと、後で間違った所を切り落としてしまい→作り直す羽目になるので、よく理解して次の工程に進む必要があります。

 

因みに、今回は彫刻刀で加工するのであまり気にしなくても良いのですが、ノコギリを使って加工する場合などは、加工代(カコウシロ)と言う加工の際に削れる部分の長さを考慮する必要があります。

 

例えば、100mmの木材から50mmの木材は1つしか作れません。

それはノコギリで切る時に削れしろが3mm程度あり、以下のように50mmの木材を1つ作ったら残りが47mmとなります。

100ー50ー3=47mm

 

今回のような模擬品の製作ではシビアに考える必要はありませんが、豆知識として知っておくと良いです。

 

 

材料へマーキング

加工する線を書き込み、切り落とす部分は“Xマーク”を付けて加工間違えを防ぎます。

図面から材料へ転記する際も転記間違いが起こりやすいので木材の面にA面、B面、C面、D面と名前を付けておけば間違いを防げます。

 

 

削り出し

最初は線のギリギリを狙わずに削り残しを若干残した状態で削っていきます。

ある程度削り出せたら次は相手側の材料と組んでみて「はめ合わせ」を確認します。

これは、最初にマーキングの線ギリギリに削ってしまうと、はめ合わせた時に削りすぎた部分が出てきてしまうのを防ぐ為です。

 

最初は削り残しがあるのではめ込む事もできないと思いますが、はめ込みの際当たっている所を少しずつ削っていく事でガタつきのない継手を作る事ができます。

 

 

腰掛け鍵継ぎの完成

初めて作ったにしても、かなり粗い仕上がりになりましたw

隙間もあるし、若干ガタガタするけど一旦は完成形まで漕ぎ着けました。

 

材料は柔らかいものを使用したので加工そのものはかんたんでしたが、彫刻刀が入りやすいので削りすぎた部分も所々ありました。

杉などのある程度の硬さが有れば完成度は上がっていく気がします。

しかし加工時間がかなり掛かるのと力が結構いるイメージですね。

 

 

まとめ

図面作図からの制作時間は2時間程度で「腰掛け鎌継ぎ」を制作してみました。

 

釘など使った制作と比べてかなりの精度が必要な事がよく分かりましたw

それと共に、昔の大工さんはすごい技術力だと感動しました!!

 

 

因みに、継手の種類は他にも用途に合わせて沢山ありますが、その中でも「河合継手」という海外でも特に有名なものがあります。

考案者の河合さんの名前をとって「河合継手」と言う名前になっており、直線でも直角でも組む事ができるという不思議な仕口形状になっています。

加工がとても難しそう。というか彫刻刀だけで削り出せるの?と疑問にすらなりますが、いずれ河合継手にもチャレンジできれば面白そうです。

その場合、レベルアップ必須ですけど、、、。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました